バーチャル空間に佇む旅の日

旅の日|旅行に行けない哀しみ

旅の日緊急事態宣言が39県で解除されたが、東京はいつになるやら。晴天を仰ぎながら、旅の空に飛び出したい気持ちを抑えているが、そろそろ限界も近いかな…
今週の土曜日が「旅の日」と聞けば尚更だ。

旅の日は、元禄2年3月27日(1689年5月16日)にはじまる松尾芭蕉の「おくのほそ道」に因んで、日本旅のペンクラブが制定したもの。数々の名句に彩られる旅の矢立の初は、

行春や鳥啼魚の目は泪

これは、千住で詠まれたと考えられており、素盞雄神社に芭蕉句碑がある。
昨年の今頃は、松尾芭蕉の足跡を訪ねて小旅行。隅田川に架かる千住大橋を渡り、辺りに散らばる芭蕉句碑を拝みながら北千住まで。仕舞いには、せんべろ酒場を覗いて千鳥足。

最近、かつて世話になった旅先の情報を、インターネットを使って搔き集めている。ホテル旅館・居酒屋・土産屋等々、どこも経営は厳しいようだ。特にショックを受けたのが、上野の鴎外荘の5月いっぱいでの閉館が決まったこと。旅に出られぬまま、目に泪である。(泰)