ジェームズ・ディーンが着用したジャケット

マクレガーのナイロンアンチフリーズジャケット1955年の伝説的映画「理由なき反抗」で、ジェームズ・ディーンが着用して一躍注目を浴びた人気のジャケットがある。
その赤いジャケットは、アメリカのマクレガー社製「ナイロンアンチフリーズジャケット」。同じマクレガー社製のドリズラーと混同されることがあるが、そのシルエットはたしかに「ナイロンアンチフリーズジャケット」である。



ワーナーブラザース初のカラー映画のために、わざわざ赤が選ばれたという、映画界においても記念碑的なこのマクレガーのナイロンアンチフリーズジャケットはただ、復刻版の生産が不定期で、なかなか市場に出回らないという難点も。現代ファッションの中でも、十分な存在感をアピールできる逸品だけに残念である。

▶ マクレガーのナイロンアンチフリーズジャケット

マクレガーのナイロンアンチフリーズジャケットとは

マクレガーのナイロンアンチフリーズジャケット光沢のあるナイロン生地が印象的なナイロンアンチフリーズは、裏地に防寒用フリースが入る。同じようなシルエットを持つバラクータのハリントンジャケットが立ち襟なのに対して、こちらはシャツ襟で、よりワイルドな印象を与える。
ゴルフジャケットとして有名な同じマクレガー社のドリズラーの影響か、スイングトップとしてのイメージもあるが、防寒用スポーツジャケットの位置付け。ゆえに、優れたデザインでありながらも、変化の激しいフィールドでも威力を発揮し、激しい動きにも耐えられる。まさに、自由へと誘うジャケット!

ナイロンアンチフリーズジャケットを生んだマクレガー社とは

マクレガーのナイロンアンチフリーズジャケットとは1921年にニューヨークで生まれたマクレガー(McGREGOR)の創業者は、イギリス生まれのデビット・ドニガー氏。ゆえにマクレガー社は、ブリティッシュスタイルを匂わせながら、古き良きアメリカンスタイルを確立。以降、そのファッション性でアメリカンスピリットを支え続けてきたブランドである。

ナイロンアンチフリーズジャケットの着こなし方

● ナイロンアンチフリーズジャケットを着こなす時、やはり「理由なき反抗」のジェームズ・ディーンがモデルとなる。白いシャツとジーンズの上に、赤いマクレガーのナイロンアンチフリーズジャケットをまとった姿は、カッコよく尖って見えた。因みに、ジェームズ・ディーンがはいているあのジーンズは、Leeの「101ライダース」。

▶ Leeの101ライダース

もうひとつのマクレガー ドリズラー

● 「理由なき反抗」でジェームズ・ディーンが着ていたのは「ドリズラー」だという認識がまだ残っている。それほどまでに、マクレガーと言えば「ドリズラー」だというファンが数多い。そのドリズラーは、ゴルフジャケットとして開発され、スイングトップを代表するファッションアイテムとしての地位を築き、1940年代から人気は衰えていない。
その名前は、小雨を意味する drizzle から来ており、防水機能を軽快なスタイルで包み込んでいる。ナイロンアンチフリーズのような防寒用のフリースなどはないが、そのシルエット・スタイルはよく似ている。ただ、ポケットの部分のつくりが違うなど、若干のデザインの違いはある。

▶ マックレガーのドリズラー

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